映画の興行収入に貢献するには?

さぽ
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推しの映画是非大ヒットしてほしい!

  • 大ヒットしてほしいけど、どうなったら大ヒットなの?
  • せっかく見るなら数字に貢献したい!

このページでは映画のヒットの指標になる『興行収入』とはなんなのか。興行収入にはどのように貢献できるかを考えます。

まず結論はこちら。

興行収入貢献の仕方

前売り券を購入しつつ、高い鑑賞料金で、最初の週末はなるべく見に行く!

以下で詳しく説明します!




ヒットの指標は興行収入と観客動員数

興行収入とは

興行収入とは映画館の入場料金収入を指しています。つまり、映画を見るため映画館へ支払った入場料金が集計され、興行収入として興行通信社が発表します。入場料金とは一般的に鑑賞料金とも呼ばれています。興行収入には、グッズや飲食は含まれていません。

鑑賞料金の例

一般 1,900円
大学・専門 1,500円
高校生 1,000円
中学・小学 1,000円
幼児(3歳以上) 1,000円
シニア(60歳以上) 1,200円
障害者割引 1,000円

TOHOウェンズデイ 1,200円
シネマイレージデイ 1,200円
ファーストデイ 1,200円
会員6ポイント鑑賞 0円

プレミアムラグジュアリーシート 鑑賞料金+3,000円
プレミアボックスシート 鑑賞料金+1,000円

TOHOシネマズの鑑賞料金を参考にしています。

前売り券を購入する

ムビチケと呼ばれる前売り券は通常の鑑賞料金よりも安く購入することができ、また特典などもついたお得なチケットです。対応している映画館のサイトで座席を購入する際に利用することもできます。インターネットで番号を入力するだけで座席の予約ができるので、遠方に住む友人などにプレゼントすることも比較的簡単です。カード型のタイプと番号のみが発行されるペーパーレスタイプがあるので注意が必要です。詳しくは公式サイトご覧ください。

前売り券の売れ行きがグッズ在庫の参考になったり、上映館の数を増やすかの指標になったり、とにかく売上は良ければ良いほどいいです。前売り券を購入したものの、もし利用することができなかったとしても興行収入には集計されます。(映画公開終了後に加算されると言われています) このことからもムビチケの売上はそのまま興行収入に反映されますので鑑賞予定があれば購入がオススメです。

ムビチケ購入ランキングも参考にしてみてね

興行収入を意識して鑑賞料金を決める

普通であれば映画を見る際に安いに越したことはないのですが、推しの映画となれば少しでも興行収入に貢献したい!と考える場合、少しでも高い鑑賞料金を選ぶことを意識してみると良いでしょう。

一度に高い鑑賞料金を払う

例えばプレミアムラグジュアリーシートで鑑賞した場合、鑑賞料金1,900円+3,000円=4,900円を一度の鑑賞で支払うことになります。通常1,900円の鑑賞料金の場合この値段を支払うためには約2.5回の購入が必要となります。時間がない方でも少ない回数でたくさんの入場料金を支払うことができ、さらに快適な椅子で推しを眺めることもできます。

ムビチケを活用する

ムビチケは、映画にもよりますが基本的に1,500円の料金が設定されています。もし鑑賞予定日が割引適用により鑑賞料金1,200円だった場合、ムビチケを利用すれば1,200円ではなく1,500円を鑑賞料金として支払ったことになり、少しでも興行収入の足しにすることができます。

さぽ
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もちろん何度も見たい場合は一度の鑑賞料金を安くするのも良いかも。映画を見たい回数と支払いたい額で考えてみてね。

興行収入は10億円以上でヒット

全ての映画の興行収入が発表されるわけではなく、好成績を収める一部の映画のみ興行収入が発表されます。総興行収入が10億円以上の映画であれば翌年1月日本映画製作者連盟から発表される一覧に記載されます。この一覧に載れば一般的にヒットしたと言われるようです。

観客動員数とは

興行収入と並んで映画ヒットの指標として用いられる観客動員数とは、鑑賞するため実際訪れた人数を指しています。興行収入と同じく興行通信社が発表しています。実際映画館に足を運ぶと集計されるので、興行収入と違い貢献方法が大変わかりやすい指標です。動員数ランキングもよく取り上げてもらえるので是非映画館に足を運んでくださいね。

先程取り上げた、ムビチケは使わなくても興行収入には反映される、という話ですがその場合、実際映画に足を運んではいないので観客動員数には集計されません。




公開日と週末の興行収入・動員数が大事

映画は多くは金曜日、もしくは土曜日が公開日として設定されています。そして公開日を含む金土日の3日間、もしくは土日の2日間週末の興行収入と観客動員数は重要視されます。もし初週の興行収入が好成績だった場合翌週月曜にニュースで取り上げてもらえたり、その後の上映館が増えることもあります。もし時間が許すのであれば公開する週の日曜までには鑑賞することをオススメします。

レビューサイトに投稿する

ネットのレビューがバズってその後映画が大ヒットすることもあるものです。公開初日等はもちろんネタバレに配慮していただいて感想を残して盛り上がることも映画の後押しとなるでしょう。推しがかっこよかった等のビジュアル的な感想ももちろんあると思いますが、映画の全体的な感想や感じた熱い思いを、自分の文才を最大限用いて綴ってみてくださいね。

口コミ投稿サイト

映画.com
Filmarks 専用アプリ有
MOVIE WALKER など

さぽ
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その他Twitterやブログも活用して熱量をぶちまけてみてね

興行収入を調べる方法

毎週月曜更新
興行通信社 週末興行収入 動員数TOP10
週末動員数 週間動員数

毎週火曜更新
映画.com 動員数TOP10 公開館数

毎年1月更新
日本映画製作者連盟 興行収入10億円以上作品

映画の興行収入・動員数は興行通信社月曜に発表し、その後各映画サイトがその情報を報じます。ですので映画データは興行通信社をチェックするようにしましょう。映画.comは独自に上演館数も発表しているので参考にしてみるのも良いでしょう。

ラウールくんが表紙に掲載された『キネマ旬報 2022年3月下旬映画業界決算特別号 No.1888』では配給会社ごとに10億円以下の映画の興行収入も掲載されていました。データから見る映画界のことなどとても勉強になりましたので、1年の興行収入を知りたい場合、キネマ旬報の決算特別号を購入するのもオススメです。

また映画データを提供している興行通信社では日刊興行通信という主要映画館の日々の動員数と興行収入、映画業界ニュースを掲載したものを発行しています。こちら月額1万円と高額ですが気になる方は取り寄せてみてください。

映画館に貢献する方法

もしいつも通っている映画館を推していて、なくなってほしくない!と思う場合、鑑賞料金だけではあまり貢献することができません。映画館自体に貢献したい場合は映画館で販売されている食べ物や飲み物を購入することがオススメです。コロナ禍により飲食できるタイミングも限られていて難しいこともあるかと思いますが、早めに映画館を訪れて映画が始まるまでに飲食を楽しむか、テイクアウトするなどしてコロナ禍で厳しい経営を強いられている映画館の収入に貢献できるかもしれません。

推しの映画存分に楽しんで!

推しの出演する映画公開期間、どうか思い出に残る素敵な時間にしてください。ぜひ存分に映画を楽しみましょう!